赤羽の小高い丘に建つお寺「静勝寺」
住宅街の急な石段を上ると現れる静寂な空間だ。
興味深いのは境内にある太田道灌を奉ったお堂。
毎月26日に開門し、7月26日には道灌祭りなる祭事が催される。
(写真は道灌のお堂ではありません)
なぜ太田道灌なのかというと・・・
このお寺、太田道灌が築城した「稲付城」というお山城の跡に建立されたそうで
山門へ続く階段の脇にも「稲付城址」と刻まれた石碑がある。
稲付城は江戸城、川越城、岩槻城を中継する砦として築かれ
「岩槻街道」の要所とされていたらしい。
「岩槻街道」は、江戸時代の将軍が東照宮へお参りする道だったことから
別名「日光御成街道」とも呼ばれ
本郷追分(現在の東大農学部あたり)で中山道から分岐し
岩槻、古河、宇都宮を経由し日光に通じていたとのことです。
というわけで、静勝寺について調べていたら、江戸の歴史まで学ぶことが出来きました。
赤羽の奥深さを感じるところですね。
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